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ソウルに住んで女は幸せになる

 女性が幸せならば、みんなが幸せだ-。このスローガンの下、ソウル市が2007年7月から、女性にやさしい街づくりを目指して「女性が幸せなソウルづくりプロジェクト」を推進している。略して「女幸(ヨヘン)プロジェクト」。女性が安心して快適に暮らせるよう、さまざまな取り組みが行われている。(ソウル 水沼啓子)

 ソウル市内の公共施設や大型スーパーなどの駐車場で見かけるのが、ピンク色で女性のマークが表示されたスペース。これは女幸プロジェクトの一環で設けられた女性専用駐車場で、以前、女性が駐車場で犯罪に巻き込まれるケースもあったことから、防犯などを考慮して女性専用駐車場が設置されたという。

 女性専用駐車場には監視カメラが設置されているほか、警備員室やエレベーターに近接する場所に設けられいるという配慮がなされており、夜間でも安心して駐車が利用できるようになっている。車庫入れが苦手な女性でも、後ろから来る、ほかの車を気にせず落ち着いて駐車できるので好評という。

 さらに女幸プロジェクトでは、女性が夜間でも安心して徒歩で帰宅できるよう、歩道に監視カメラや街路灯を新たに設置したり、トンネルや地下歩道に監視カメラや非常ベルを設け、照明を明るくしたりする防犯対策も進めている。

 また深夜帰りの女性のためのコールタクシーの配備も推進中だ。車両にGPS(衛星利用測位システム)機能が付くなど、女性が安心して乗車できるコールタクシーをソウル市が指定。現在、加入台数を増やし、利用拡大を進めている。昨年3月までに、加入台数が3万台を超えた。

 防犯策だけでなく、女幸プロジェクトでは、これまで日常生活の中で不便だった点も改善、改良中だ。ソウル市内の歩道は舗装が悪く、でこぼこしている上、すき間も多い。ハイヒールなどを履いている場合、歩きにくいだけでなく、すき間にヒールが挟まって転倒する人もいるなど危険だった。

 こうした評判の悪い歩道を、女性がハイヒールを履いても歩きやすいように「女幸の道」として改良。08年には13キロの「女幸の道」が造成され、昨年末には51キロまで拡張。「女幸の道」は、歩道のすき間に挟まりヒールの皮がはげるなどして大切な靴が台無しになったソウル市の女性職員たちの苦い経験から浮かんだアイデアという。

 また施設のトイレも、女性たちが日頃、不便を感じている改善対象の1つだった。コンサートや公演会場などでは数が足りず、長い列が女性トイレの外まで連なっていることも多い。

 こうした不便を解消しようと、トイレの男女の便器比率も現在の1対0・68(男性約4万5900個、女性約3万1500)から、来年中に1対1になるよう目指している。当面、今年末までに女性の便器数を約7000個拡充し、女性たちがトイレの前に並ぶ光景を無くす計画だ。

 保育や子育て支援も、女幸プロジェクトとして実施している。韓国の学校では、給食当番はお母さんたちの仕事だが、忙しい父母に代わり、給食当番を務めてくる「給食コンパニオン」を配置。昨年はソウル市内の小学校275校で5660人の「給食コンパニオン」が、父母たちの負担を軽減している。

 こうした女性に至れり尽くせりの女幸プロジェクトは、男性側から「逆差別」との非難はないのか? ソウル市の職員によれば、「とくにない」とのこと。最近は韓国の女性たちもますます強くなり、男性たちの方が女性のバッグを持ってあげたり、“かいがいしく”女性に尽くしているほどだ。以前は、男尊女卑がまかり通っていた韓国社会だが、だいぶ変わりつつあるようだ。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100103/kor1001031201002-n1.htm

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