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鳩山内閣で日本はドン底!?

 日米首脳会談そして年末の書簡にもつづった鳩山由紀夫首相の「トラスト ミー(私を信じて)」。世界が抱く日本人の印象-誠実・信用・勤勉…を無神経な“オオカミ少年”にイメチェンされては困る。年頭会見で「外交・安全保障は国政の半分」と吹いていたけれど、で、普天間基地移設問題は5月まで先延ばし? 情けなくて涙も出ない。

 18年前の話。私はモスクワの空港で税関の長蛇の列に並んでいた。前に並ぶ中国のパスポートを手にした自称・大学教授は、そろそろ、というころから緊張の面持ちになり、順番が来るとロシア人の税関職員からアゴで指示をされた。「別室で取り調べ」ってことらしい。別れ際に、「あなたは『赤い』パスポートなのに、どこへも『進め』ていいね」と寂しいまなざしでポツリ。『日本国』のパスポートの重みを、その瞬間まで考えたことなどなかった。世界の多くの国々へビザなし&スムーズに入国できるこの「信用」は、孤軍奮闘して得た権利ではない。先人たちによる、日本国のための血と汗と涙の結晶が、「世界からの信用」という贈り物になっている。

 が、われわれは今、日米同盟そして「信用」という言葉の重みを知らない“鈍感内閣”の傘下にいる。チープな恋愛小説のセリフまがいの「トラスト ミー」で日米同盟を三文芝居にしてしまった総理は、東アジア共同体構想=唯我独尊の漫談に酔っている。「信用」を取りえ&とりでとしてきた日本と、「国家&人を信じず、金を信じる」DNAが跋扈(ばっこ)する中国との共同体など荒唐無稽(むけい)。母親からの9億円の援助も「知らなかった」お坊ちゃま君だから、中国との援助交際=朝貢外交を続ける日本に対して、国民の嫌悪感がマグマのように膨らんでいることも知らないらしい。

 米国に失笑され、中国に冷笑され…。日本の無形財産「信用」は何処(どこ)へ? 鳩山内閣で景気の二番底どころか、日本のドン底を迎えないことを祈るばかり。
(ノンフィクション作家・河添恵子)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100114/plc1001140827004-n1.htm

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