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隔靴掻痒のテレビ報道

●放送するなら全容に迫らないと

 先週からワイドショーを賑わせている横綱朝青龍の暴行騒動。1月の初場所中に朝青龍が男性A氏(38)を殴打し、鼻骨骨折、頭部打撲など全治1カ月の重傷を負わせたとされる問題だ。

 しかし、今回の騒動はなぜか全貌(ぜんぼう)が見えてこない。ワイドショーやニュースが“被害者”であるA氏の素性や言動をきちんと報道しないことが大きい。

 朝青龍は体重154キロ、身長184センチの“人間凶器”。一般人に暴力を振るった時点で、警察か日本相撲協会から何らかの“処分”があると思うのが普通の感覚だろう。ところが、今も朝青龍に正式な処分は出ていない。

「A氏は“横綱に殴られたのはウソ”と言い出しているといい、これが朝青龍にプラスに働いているのです。ただ、A氏が朝青龍に鼻がひん曲がるほど殴られたのは事実で、診断書もある。それなのにA氏が主張を百八十度変えたのは示談が成立したからでしょう。2000万円以上の示談金が動いたと一部で報じられました」(相撲担当記者)

 朝青龍側とA氏側を仲介し、“手打ち”を働きかけた人物として、大物女性司会者、大手芸能プロ社長らの名前が挙がっている。

 要するに本来は事件化する案件が、カネや力関係で“なかったこと”になる可能性があるのだ。こうした動きにテレビマスコミはダンマリを決め込んでいる。朝青龍の素行の悪さは議論の余地がないが、テレビも歯切れが悪く、スッキリしないのだ。

 そもそも、警察に相談しておいて「暴行はウソ」と発言を翻したA氏とは何者なのか。

「都内の『F』という飲食店に勤務する男性です。といっても、繁華街で顔が知られた人物で、真の意味で一般人といえるかどうか。酒井法子事件で知人としてその名前が取りざたされたこともあります。芸能人脈にもツテがあるといい、それで朝青龍との“手打ち”となったのかもしれません」(芸能関係者)

“事件”がウヤムヤになっている背景には複雑な事情が絡んでいる。相撲協会だってすべて承知の上で対応しているだけだ。ところが、テレビはその核心に一切触れようとしない。

 被害者はもちろん気の毒だが、取り上げるならテレビは全部オープンにしたらどうか。

(日刊ゲンダイ2010年2月3日掲載)

(niftyニュース、http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/gendai-07029092/1.htm

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