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「日本一小さい動物園」

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 「日本一小さい動物園かもしれない」。インターネットで、そんなメルヘンな記述を見つけた。山形県河北(かほく)町役場に隣接する「河北町児童動物園」を指しているらしいが、山形県には日本動物園水族館協会(東京)に登録している「動物園」はないはず。また、「日本一大きな」といえば想像もつくが、「小さい」基準は難しい。だが、実際に自分の目で確かめてみると、意外なドラマも隠されていた。

 河北町は山形市の北方に位置し、「紅花」の生産として知られる人口2万人余りの町だ。児童動物園を訪ねてみると、動物園なのに塀がなかった。入場も無料だから、誰でもいつでも動物たちを見ることができる。訪れた時には幼稚園バスでやってきた児童たちが見学を終え、楽しそうに帰るところだった。

 「日本一小さい? そういわれれば、そうかもしれませんね」。小さい時から動物好きという嘱託職員の富樫花栄さん(33)は、一輪車を片付けながらそう話した。

 昭和28年の創設の動物園は、当初はけがをしたり、親と離ればなれになったりした動物を保護する施設としてスタートした。一時的に預かり、元気になれば放獣する、人間社会でいえば「リハビリテーションセンター」だ。それは今も変わらず、県外からやってくる動物もいるという。

 「児童」とつくのでソフトなイメージだが、熊もいる。ツキノワグマの「ワッコ」(メス、年齢不詳)。「小さい頃に親と離ればなれになり、連れてこられたそうです。最初は救護所にいたんですが、大きくなって飼えなくなった。人に慣れていておとなしいのですが、やはり猛獣ですから」(富樫さん)。檻は厳重な鉄格子で囲まれていた。

 このほかに名前がついているのが、ニホンザルの「サブ」(オス)と「モモ」(メス)。お似合いのカップルなのだが、繁殖目的ではないので“住居”は別々。「サブは機嫌が良いときはいいのですが、そうでないと掃除の邪魔をしたりします」(同)。時には甘噛みするというから、わんぱく坊主だ。

 このほかにも、定番のウサギやアヒル、クジャクといった鳥類を中心に26種130匹(羽)の動物が見学者を和ませる。

 主に町が維持管理費を捻出(ねんしゅつ)しているが、近所のスーパーや農家の人たちも野菜などを持ってきてくれるとか。まさに町ぐるみで動物を愛護している。

 ところで、本当に「日本一小さい」のだろうか。全国の動物園90カ所、水族館67カ所が登録している日本動物園水族館協会に聞いてみた。

 「基準がありませんし、そういう観点で調べたこともないので何とも言えません。ただ、そう言われているのなら、それでいいのでは。言った者勝ちですから」(担当者)

 協会のお墨付きはもらえなかったが、「日本一温かい動物園」であることに間違いはないだろう。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100926/trd1009261201008-n1.htm

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