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2010年4月25日 - 2010年5月1日

ポスト鳩山

 ポスト鳩山に本命視される副総理・財務相の菅直人は30日の記者会見で、自身の立場を守る上で絶妙なバランス感覚を示した。

 民主党幹事長、小沢一郎と疎遠な国土交通相の前原誠司は、小沢の続投が夏の参院選に及ぼす影響に言及した。これに対し、菅は、続投を支持した首相、鳩山由紀夫の「判断に従う」と述べ、実力者の小沢を刺激しないよう努めた。

 また、鳩山が「職を賭す」と言明した米軍普天間飛行場移設問題について「心配しているが、私の役目は経済、財政だ。そこに全力を集中することが今の私の立場だ」と強調した。

 「菅さんは鳩山政権の命運がかかった問題で、自分に火の粉が降りかかるのを意識的に避けている」

 菅に近い議員はこう証言する。菅自身は口癖のように「首相には4年間続けてほしい」と話すが、鳩山を立てているように振る舞いながら突き放し、虎視眈々(たんたん)と次を狙っているのだ。

 4月22日、菅は米ワシントンのホワイトハウスを訪れた。国家経済会議委員長のサマーズと会談するためだったが、米国では、外国要人をここに招き入れることには特別の意味があるとされる。対照的に鳩山はいまだに足を踏み入れることができずにいる。

 鳩山と菅は同じ63歳。もう一人のポスト鳩山の有力候補、国家戦略担当相の仙谷由人は64歳と一つ上だが、ほぼ同世代だ。その仙谷は5月3日、外遊先のベトナムで前原と合流する。

 「本気で小沢と戦う気があるのか。一新会だけで45人いる。何も怖くない」

 小沢を支持する党内グループ「一新会」の幹部は、4月27日の前原の誕生会が約50人の議員を集めたことに不快感を隠さなかった。

 誕生会には菅が率いる「国のかたち研究会」、財務副大臣、野田佳彦を支持する「花斉会」メンバーも顔を出した。前原グループ「凌雲会」は主要メンバーが勢ぞろいし、気勢を上げた。

 特に党内で注目されたのは、この会に10人以上の衆院1年生議員が参加していたことだ。

 一方、小沢グループは(1)2~4期生からなる一新会(2)新人中心の一新会倶楽部(約50人)(3)参院小沢系(約30人)(4)旧自由党系(約10人)-の4つの連合体だ。一つにしないのは小沢の「他グループから警戒されるのを避けたい」(周辺)との思惑からだ。

 一新会と一新会倶楽部は3~4月、3回にわたり都内で極秘の懇親会を開いた。一新会倶楽部に属していない新人も多数加わった。小沢はいずれの懇親会にも顔を出したという。

 3月29日夜に東京・赤坂の中華料理店で催された懇親会では、小沢は3つのテーブルを自らビールをついで回り、笑顔をつくった。

 「何かあったら、いつでも来てくれ」

 東京第5検察審査会の起訴相当とする議決は、小沢の求心力を徐々に削いでいく。普天間問題の「5月決着」は絶望的で、鳩山と小沢の行く手にはともに暗雲が漂う。各グループは来るべき政局に備え、総勢143人に上る1年生議員の囲い込みを過熱させている。

 4月の事業仕分け第2弾では、当選1回の衆参両院議員95人が「仕分け調査員」として手伝った。調査員を募集したのは、小沢と距離を置く「党七奉行」の一人、玄葉光一郎が会長を務める党地域主権・規制改革研究会だった。

 これに国対委員長の山岡賢次をはじめ、小沢系議員が牛耳る国会対策委員会は警戒を強めた。ある国対副委員長はこうつぶやいた。

 「ちょっと視察して追及するぐらいで何が仕分け人だ。常任委員会の出席が疎かになったら許さない」

 山岡が昨秋の臨時国会から続けてきた新人議員対象の「講話」を4月で終了した。だが、国対副委員長が班長を務める班別組織(計10班)は残ったまま。結局、常任委員会を休み視察に行った新人はいなかったが、国対幹部は「委員会中に新人議員が仕分け作業をしていたのをオレは知っている」と明かす。監視の目は張り巡らされている。

 党内では、鳩山による小沢解任に期待を寄せる声が少なくないが、一新会幹部は「小沢が辞めて鳩山が生き残るなんてことがあり得るのか」と牽制する。

 別の幹部は八つ当たり気味にこうも言い放った。

 「外形的に見たら鳩山の資金問題は脱税だ。何で小沢が起訴相当で、鳩山は不起訴相当なんだ」

 ポスト鳩山をにらみ、内向きの権力闘争が熱を帯び始めた民主党。国民不在のドタバタ劇が繰り広げられる中、夏の参院選は刻々と近づいている。
(敬称略)

( この連載は松本浩史、榊原智、阿比留瑠比、佐々木美恵、山田智章、坂井広志、比護義則、酒井充、宮下日出男、斉藤太郎、原川貴郎、山本雄史が担当しました。)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100430/plc1004302248015-n1.htm

女性のセクシーな服装で地震は起こる?

4月16日(現地時間)イランの宗教指導者カゼーム・セディーギ氏が「地震の原因は女性の服装の乱れ」と発言し、世界中で波紋を呼んだ。これに抗議してアメリカの女子大学生が、事実かどうか実験してみようと、ソーシャルサイト『Facebook』『Twitter』などに4月26日「女性は胸の谷間を強調するシャツを着よう」と呼び掛けた。セディーギ氏の発言が本当なら地震が起きるはずだと、呼び掛けに約6万人が賛同。そして、イベントが行われたのだが、何と本当に地震が起きた。台湾でマグニチュード6.6の地震が発生したのだ。

アメリカの大学生ジェニファー・マッククライトさんは、『Facebook』『Twitter』で、この活動『ブーブクエイク』への参加を呼びかけた。呼び掛けは瞬く間に拡がり、6万人が賛同した。26日(現地時間)は2ヵ所で集会が行われ、会場に参加出来なかった女性たちも、各々セクシーな服装で1日を過ごしていたという。

そして、26日午前11時(現地時間)に台湾全域でマグニチュード6.6の地震が発生。震源地は台湾東沖約190キロとされている。当然ながら、マッククライトさんの意見に関心が集まった。この地震は女性の服装が原因なのか、彼女は以下のように説明している。

「世界でマグニチュード6.0~6.9クラスの地震は、年間に平均して134回起きる。もし、24時間以内に同等のレベルの地震が起きたなら、女性のセクシーパワーが原因であるかも知れない」

彼女はさらに、地震について詳しく解説している。それによれば、台湾地震は偶然発生したが、その他に発生するはずの地震を『ブーブクエイク』が減らしたというのだ。一体どういうことなのだろうか?

「実は昨日、世界で47の地震が確認されました。しかし、これは驚く数字ではありません。毎日、世界中で地震は起きています。統計によると、世界で148以上の地震が確認されるはずでした。しかし実際に発生したのは、わずかに3分の1。地震が抑えられたのです。これはブーブクエイクの成果です」と主張、『女性のセクシーな服装が地震を減らす』と新たな仮説を唱えている。

あまりにも極端な解説に「ばかばかしい」と非難する者もいる。そればかりか、「女性の美徳は、肌を露(あらわ)にすることだけじゃない」として、『ブーブクエイク』の活動に不快感を持つ人さえいるようだ。今後も、マッククライトさんの実験や発言に注目だ。

Screenshot from blaghag.com.This image is used in accordance with copyright law number 32.

(MSNトピックス、http://topics.jp.msn.com/life/column.aspx?articleid=275544

「デスパレートな妻たち」

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 米人気テレビドラマ「デスパレートな妻たち」の出演女優がプロデューサーを相手取り巨額の賠償請求訴訟を起こし、全米で物議を醸している。訴状によると女優はプロデューサーに殴られたり暴言を吐かれたりしたうえ、番組を突然降板させられた。しかし他の女優らが連名で「事実ではない」と反論。プロデューサーの全面擁護を表明するなど、番組の外でも相変わらずゴシップ紙に話題を提供している。

(黒川信雄)

 訴えを起こしたのは、色気たっぷりの不動産業者の役で人気を集めたイーディ・ブリット役のニコレット・シェリダンさん。訴えられたのは、番組の脚本家で、“温厚な人柄”で知られるプロデューサーのマーク・チェリー氏だ。

 AP通信によると、シェリダンさん側は4月5日にロサンゼルスの裁判所で訴えを起こした。訴状には、チェリー氏が撮影中に出演者やカメラマンなどのスタッフに対し「極めてぞんざいな態度をとり続けた」との内容が詳細に記録され、さらに出演者にあからさまに怒りをぶつけることも少なくなく、特にその怒りは「シェリダンさんに向けられることが多かった」との主張が展開されている。そして2008年9月、シェリダンさんが脚本について質問をした際、チェリー氏は彼女を舞台の脇に連れだし顔や頭を殴打したと指摘した。

 チェリー氏はすぐにシェリダンさんに謝ったが、その後も同様の状況が続いたという。シェリダンさんは番組を放映するABCにも訴えたが状況は改善せず、まもなく彼女は番組を降板させられた。

 訴状でシェリダンさん側は、「裁判を起こしたくはなかったが、やむを得ない措置だった」とし、降板に伴う苦痛などに対する損害賠償として、チェリー氏側に2000万ドル(約18億2千万円)もの巨額の賠償金を請求した。

 ところが、シェリダンさんの訴えに真っ向から「事実ではない」と声を上げたのは同僚の女優らだった。彼女らが連名で発表した声明には、番組の撮影現場でシェリダンさんが訴えたような状況は全くなく「チェリー氏がスタッフや出演者らに対し行ったサポートは、素晴らしい職場環境を作っていた」「一般の人々に(シェリダンさんが訴えたようなことを)信じさせてしまうのは無責任と思った」などとしており、シェリダンさんの主張を全面否定している。さらにABCも、シェリダンさんは昨年にも同様の訴えを行っているが、内容については争う必要があるほどのものではなかった」との声明を発表した。

 米紙ロサンゼルス・タイムズによると、シェリダン側に追い打ちをかけるように、出演者の一人で、ガブリエル・ソリス役のエヴァ・ロンゴリア・パーカーさんがラジオ番組で「殴ったのは、そういう演技が必要でその手本を見せただけ。それを悪く感じたのかしら」と発言。シェリダンさんの“暴走”を示唆した。

 どちらの主張が正しいかは不明で、裁判の行方はまだ見えてこない。

 シリーズ化しているドラマの「シーズン4」の中で、シェリダンさん演じるブリットは、パーカーさんら同僚の女優らが演じる「妻たち」の怒りを買い、断絶宣言をされてドラマの舞台となっている「ウィステリア通り」を去ることを余儀なくされる。現在、日本のNHK・BS2で放映中の「シーズン5」では、再び町に戻ってきたとの設定だが、美女たちが現実の世界でも繰り広げる「場外乱闘」に、ドラマのファンらにとっては気が気でない日々が続きそうだ。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/world/america/100429/amr1004290702001-n1.htm

「民の声は天の声」

 「意外な結果で驚いている。最終的には、検察当局の適正な判断がなされると信じている。何もやましいことはしていないので、与えられた職務を淡々と全力でこなしていく」

 民主党幹事長、小沢一郎は27日夜、党本部で緊急に記者会見し、幹事長続投を表明した。自らを「起訴相当」と議決した東京第5検察審査会の判断に、真っ向から対(たい)峙(じ)する姿勢を示したものだ。

 記者会見には、国対筆頭副委員長の松木謙公、小沢の元秘書である副幹事長の樋高剛ら側近たちが立ち会い、小沢に寄り添った。これに前後して、側近たちは手分けして関係各方面に小沢続投を報告する電話を入れていた。

 一方、検審の議決要旨には、小沢を厳しく批判する言葉が並んでいた。

 「(小沢の供述は)極めて不合理・不自然で信用できない」「市民目線からは許し難い」

 民間の有権者で構成する検審の議決は、事件に対する国民の率直な見方が反映される。それは、党所属議員もよく理解している。

 「民の声は天の声だ。重く、重く受け止めなければならない。政権与党の代表である(首相の)鳩山由紀夫君が決断することだな」

 民主党の長老である元衆院副議長、渡部恒三は議決を受けて記者団にこう述べ、小沢の更迭要求にまで踏み込んだ。

 小沢を批判し、副幹事長を解任されかけた生方幸夫も「国民の声を受けて、幹事長職をお辞めになるのが第一歩だ」と指摘した。「有権者の声」というお墨付きを得た小沢批判は、もうこれまでのように封印するのは難しい。

■揺れとあきらめ

 小沢は27日夕、党本部で大阪府知事、橋下徹と会談する予定をドタキャンした。理由は、当の橋下も「分からない」という。

 党内で圧倒的多数の「子分」を束ねる小沢の力は強大であり、小沢側近の一人は「小沢は徹底的に主張を貫き通すという腹ができている。小沢の進退問題にはならない」と言い切った。

 ただ、周囲には動揺も広がっている。小沢に近い党選対委員長の石井一は「国民の意思の表れだから厳粛に受け止める。選挙への影響を心配せざるをえない」と言葉少なに語った。

 別の側近は、西松建設による違法献金事件で大型連休明けに小沢が代表を辞任した昨年のことを思いだした、という。もっとも、小沢をよく知るベテラン議員は、あきらめ顔でこんな見方を口にした。

 「小沢は、参院選で負けた後に、(過半数確保のため)公明党や新党を引っ張り込めるのは自分だけだと思っているんじゃないか」

 小沢は強気を崩さないが、今後の展開は誰も予想できずにいる。

 ■鳩山の決断あるか

 「それは当然、党の立場の方からは何らかの判断がなされる可能性があると思います」

 首相の鳩山由紀夫は27日夜、東京第5検察審査会が民主党幹事長、小沢一郎について「起訴相当」と議決した問題をめぐり、こんな微妙な発言をした。

 小沢が進退に関し何らかの結論を出すことを“予告”したのではないか。永田町では首相発言にこんな解釈も駆けめぐったが、その後すぐに小沢は続投を表明し、騒ぎは収束した。ただ、再捜査が始まる小沢が居座ることは、ただでさえふらついている政権の足をさらに引っ張りかねない。

 「自分は不起訴相当になったんだから、(鳩山に)怖いものなんてない。ここでさすがは鳩山となるか、やっぱりダメとなるか…」

 ベテラン議員は、鳩山の「小沢切り」に期待をかける。内閣支持率が下げ止まらない鳩山政権を浮揚するには、「政治とカネ」の問題に一定のけじめをつける必要があるからだ。

 中堅議員は鳩山と小沢を突き放す。

 「鳩山が党代表として小沢を放置するのかという問題になる。検審の議決は(強制起訴となる)2回目も起訴相当となるのは間違いない。どうせ数カ月後に離党していなくなるヤツをどうするか、という話だ」

 閣僚の一人は「首相は時間をおいて小沢の進退を判断する可能性がある」と指摘する。とはいえ、決断には最適だった27日というタイミングを見逃した鳩山に、後になって小沢のクビに鈴をつける政治手腕が果たしてあるだろうか。

 ■座して死を待つ

 小沢は27日夜の記者会見後、副幹事長の佐藤公治ら側近議員数人、自身の秘書数人と東京・赤坂のなじみの居酒屋で杯を傾けた。昨年3月24日、西松建設による違法献金事件で秘書が起訴され、「涙の記者会見」で続投を宣言した際にも訪れた因縁の店だ。

 同じころ、近くの高級ホテルでは、小沢と距離を置く国土交通相、前原誠司の48歳誕生会が民主党国会議員約50人を集め、3日前倒しで盛大に開かれた。国家戦略担当相の仙谷由人や行政刷新担当相の枝野幸男も顔を出した。当選以来、小沢の影響下にあった1年生議員も出席した。

 「権力の座にある者は謙虚に節度を持って、心しなれければならない」

 主賓の前原はあいさつで、小沢を当てこするようにこう語った。出席者の一人は「検審の議決と同じ日になったのは、運命のいたずらだな」と語る。

 だが、その前原にしても、議決については「特にコメントはない」とし、小沢の辞任を迫ろうとはしない。この日のあいさつが指す意味についても、記者団に「小沢のことではない」と否定した。

 率先して「倒幕」に走る議員はおらず、ただ、政権がじり貧に向かうのを座して待っているようだ。

 いまや小沢の最側近とも言われる参院議員会長、輿石東ですら、夏の参院選には危機感を隠さない。

 「(民主党への)全国民の大きな期待が失望に変わりつつある」

 今回、改選を迎える輿石は24日、地元・甲府市での自身の選挙対策本部事務所開きでのあいさつで、こんな認識を示していた。それなのに、小沢に関しては「(潔癖を信じるのは)当然だ」としか言わない。

 中堅議員は27日夜、小沢の続投と鳩山の対応、そして現在の党のあり方についてこう吐き捨てた。

 「支持率は10%以下になるんじゃないか。気がおかしくなっている。国民を敵に回してしまっている」

 検審の議決は、鳩山民主党の「終わりの始まり」を告げる警鐘になるのかもしれない。

(敬称略)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100428/stt1004280054000-n1.htm

高さ80万キロの巨大紅炎をキャッチ 

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 米航空宇宙局(NASA)は、2月に打ち上げた太陽観測衛星「SDO」がとらえた巨大プロミネンス(紅炎)の画像を公開した。

 撮影は3月30日。研究者は「こんなにはっきりとプロミネンスがとらえられたのは初めて」と驚いている。

 プロミネンスは、太陽の表面から水素ガスが磁力線に沿って上層に噴き上がる現象。今回の巨大な炎は、高さ約50万マイル(約80万キロ)に達したという。

 SDOは太陽の磁場メカニズムを解明し、地球の大気や気候、生命圏への影響を調べる目的で打ち上げられた。撮影する映像は、ハイビジョンテレビの10倍という高解像度を誇る。

 激しい太陽活動は通信システムや電力網にトラブルを引き起こすことがあり、これを察知する“宇宙天気予報”にも役立つと期待される。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/solarpower/news/100423/spa1004232355000-n1.htm

息子より娘

 男系男子が家を継承する儒教的文化を脈々と受け継いできた韓国で最近、適齢期を迎えた世代に“男余り”現象が起きているという。1980年代に韓国で超音波検査が普及し、胎児の性別が分かるようになると、女の胎児が中絶されるケースが続出。この年代に生まれ、いま30歳前後の適齢期になった世代の場合、男女比が極端にいびつだ。この世代は男の方が30万人ほど多いという。(ソウル 水沼啓子、写真も)

 ひと昔前までは、韓国の女性たちには、結婚すると跡継ぎとなる息子を絶対に産まなければならないという重圧がのし掛かった。

 これは90年代に韓国で実際にあった話だ。姑(しゅうとめ)が「息子を産め、産め」と執拗(しつよう)に迫るので、すでに2人の女児を持つ母親が3人目を産んだ。しかし又もや女児だったため、姑のプレッシャーといじめがさらにエスカレート。ノイローゼになった嫁が姑を殺すという事件があった。

 自然の摂理から言うと、国籍や時代に関係なく出生時の男女比は、女100に対して男105前後という。男のほうが女よりもちょっと多く生まれるのは、生物学的に男のほうが女よりも弱く、幼少期に死亡するケースが多いためとか。成人するころには1対1に近づき、数の上では全員がカップルになれるよう、うまくできている。

 ところが韓国のある年代の男女比は極端にいびつだ。80年代に韓国で普及した超音波検査で胎児が女児と分かると、中絶する母親たちが後を絶たなかった。そのためこの世代の男女比は女100に対して、男は120近くになるという推測値もあり、男の方が圧倒的に多くなっている。

 中絶による性比の不均衡があまりにもひどくなったため、87年に医療法に「性鑑別告知条項」を新たに設け、胎児の性別を告知することを禁じた。

 それでも不法に胎児の性別を鑑別するケースは絶えず、90年代の話だが、3人目の子供の場合の男女比は、女100に対して男は200を超え、極端に男が多くなっている。

 つまり、3人目以降は何としてでも跡取り息子を産まなければという、切羽詰まった母親たちが「女児なら堕胎」を選択した結果だ。それほどひどかった男児選好意識。

 それが最近の若い親たちは、男児よりも女児を好む傾向が強くなっている。少子化が進み、娘1人でも周囲の目を気にしない親も増えている。だから最近の出生時の男女比も、女100に対して男105の自然性比に近くなっているという。

 なぜ女児を好むようになったのか。男の方が何かと金がかかる上、最近は結婚すると親と同居しないケースも増えている。自分の実家にはほとんど立ち寄らず、嫁の実家のほうばかりにちょくちょく顔を出すケースも多い。

 また韓国では結婚資金の多くを男性が負担する。女性が用意するのは3000万ウォン(約240万円)前後だが、男性は住む家を用意しなければいけないので、1億ウォン(約833万円)近くかかるとされる。息子の結婚資金もさることながら、事業資金や借金までも肩代わりしてあげる親も多い。

 韓国には、こうした実情から、息子を持った親の悲哀を皮肉ったジョークが幾つかもある。

 「優秀な息子は国家の息子、金をよくもうける息子は嫁の実家の息子、借金がある息子は私の息子」

 「息子は思春期になれば他人になり、軍隊に行けばお客さん、妻をめとれば姻族」

 「産んだときは息子は1親等、大学に行けば4親等、軍隊に行けば8親等、妻をめとれば姻族の8親等、子供ができれば同胞、移民に行けば海外同胞」

 「ひとり娘を持った女は娘の面倒を見過ぎて台所で死んで、娘2人なら飛行機の中で死ぬ。娘は親孝行なので2人いたら海外旅行にもよく行かしてくれるから。では息子2人を持った女はどこで死ぬ?答えは道ばた。息子2人が『あっちに行け』『そっちへ行け』と親の面倒を押し付け合い、結局誰も老後の面倒みてくれず路上で死ぬから」

 笑い話なのでちょっとオーバーに表現されているが、実はこうした現状が男児を忌避する理由になっている。

 一方、女児を欲しがるようになった背景に、韓国で女性の社会進出が進んでいることも作用しているという。80年代までは韓国の女性の職場は工場などに限られ、大卒以上の女性の就職先はほとんどなかった。最近は女性の社会進出も進み、女の子を持つ親が娘の行く末を心配しなくても済むようになったからのようだ。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100425/kor1004251201000-n1.htm

正念場

 全国最多の5つの指定暴力団が本拠を置く福岡県で、今年も発砲事件が相次いでいる。一般の市民宅が狙われたケースも含め、1月以降に発生した8件のうち7件は未解決。今月1日に県暴力団排除条例が施行され、暴力団撲滅の機運は高まるが、県民には不安も広がる。3月下旬、会社に銃弾を撃ち込まれた男性は「警察が犯人を速やかに逮捕できるようでなければ、住民は暴力団に立ち向かえない」と早期の事件解決を訴えた。

事件52件、検挙わずか2割…試される福岡県民

 条例スタート直前の3月25日に会社事務所に発砲された松俵建設=同県嘉麻市=の松俵義博会長(72)は、「被害者としての不安をみんなに知ってもらい、警察にも奮起してもらいたい」と産経新聞の取材に応じた。

 未明に発砲されたとみられ、入り口のガラス扉に銃弾が3発撃ち込まれていた。海外訪問中だった松俵会長は国際電話で連絡を受け、「従業員の無事にまず安心した」と振り返る。

 会社を設立してからの約40年間、パチンコ玉を撃ち込まれたり工具で事務所の窓ガラスを割られたりしたことがあった。暴力団の影が付きまとう土建業界。

 松俵会長は「建設業界には昔から暴力団が介入し、業者は仕事を取るために常に命がけ。不安を抱えながらも、事件はいつも覚悟している」と話す。

 過去の事件はいずれも暴力団による犯行とみられたが、未解決のまま時効を迎えた。「先月の事件でも聞き込みをする警察官の姿はない。すでに捜査が手詰まりなのではないか」と不信感を募らせている。

 福岡県内では今年、暴力団追放運動に取り組む自治連合会長宅や、西部ガスの役員家族宅に拳銃が撃ち込まれるなど8件の発砲事件が発生している。しかし、容疑者が逮捕されたのは1件だけで、過去5年間でも発砲事件52件のうち解決に至ったのは11件、検挙率は約21%にとどまっている。

 そうした中、資金源を断って暴力団を追いつめようと、事業者から暴力団への利益供与を禁じた暴力団排除条例が施行された。暴力団に毅然と立ち向かう姿勢が、県民側に求められるが、条例施行後に4件の発砲事件が相次いでいる。

 県内の別の建設業者は「暴力団から何らかの仕打ちにあうより、要求をのんだほうがいいかもしれない」と漏らし、ホテル関係者も「発砲事件が解決しないのを見ていると、暴力団のホテル利用も見て見ぬふりをするしかないのではないか」と声をひそめる。

 県内各地で県警や自治体主催の暴力団排除運動は展開されているが、松俵会長は「警察が真剣に暴力団と対決する姿を見せ、市民がそれを応援するのが本来の運動。事件を解決できないのに、市民に応援を求めるのはもってのほか」と指摘。「まずは警察が捜査力を高めて暴力団ときちんと対峙(たいじ)してもらいたい」と期待した。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100425/crm1004251800011-n1.htm

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