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2010年9月19日 - 2010年9月25日

歪んだ「政治主導」

 沖縄・尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、政府は中国の圧力に屈し、節を曲げた。日本は自ら中国より“格下”の国であることを内外に示し、失われた国益は計り知れない。中国人船長釈放の舞台裏を探った。

首相と外相の不在

 それは、実に奇妙な光景だった。那覇地検の鈴木亨次席検事は24日の記者会見で、中国人船長の釈放理由にわざわざ「日中関係への考慮」を挙げた。

 政府のトップである菅直人首相と外交責任者の前原誠司外相の2人が米ニューヨークでの国連総会出席のため不在中に、地検が外交的配慮に基づく判断を下したというのだ。

 「地検独自の判断だ。それを了とする」

 仙谷由人官房長官は24日午後の記者会見でこう繰り返した。柳田稔法相も「指揮権を行使した事実はない」と強調した。だが、誰が言葉通りに受け取るだろうか。

 政府関係者によると、仙谷氏は24日午前の閣議後、釈放を一部の閣僚ににおわせていた。地検の発表前に仙谷氏は柳田氏と官邸で会談している。

 「僕ら(前原氏を除く)政務三役5人は釈放決定を知らなかった。何でこのタイミングなのかと話し合ったぐらいだ」

 外務省政務三役の一人ですら事前には全く知らされていなかったと強調する。

「米の要請」口実に

 政府筋は29日の勾留(こうりゅう)期限を待たず24日に処分保留の決定が下った背景として、23日午前(日本時間同日夜)ニューヨークで行われた日米外相会談を挙げる。

 同筋によると、クリントン国務長官は尖閣諸島について「日米安保条約が明らかに適用される」と述べる一方で、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の早期解決を望む意向を伝えた。

 中国側とのハイレベル協議を模索するなど事態打開を探っていた仙谷氏は、前原氏から連絡を受けた「米側の要請」(政府筋)をもっけの幸いとばかりに利用し、船長釈放の口実にした可能性があるというのだ。外務省幹部は「官邸の判断だろう。こういうことは政治判断だ」と吐き捨てた。

 「首相と外相を批判の矢面に立たせないために、2人の不在時に仙谷さんが泥をかぶったのだろう」

 民主党関係者はこう観測を述べる。だが、ことは泥をかぶるで済む問題ではない。これまで弁護士出身の仙谷氏は「司法、捜査と政治との関係について中国に理解を求めたい」と、司法権の独立に言及してきた。首相や外相が不在のなかで進んだ「仙谷氏主導」(政府筋)の釈放劇は、歪(ゆが)んだ政治主導といってもいい。

中国が掘削の可能性

 「日本は法治国家だ。そのことを簡単にゆるがせにできない。(日本が)超法規的措置をとれるのではないか、ということが前提にあるから(中国側は)よりエスカレートしていく」

 玄葉光一郎国家戦略担当相も24日午前の記者会見で胸を張った。だが、那覇地検の釈放方針発表後に官邸を出る際、玄葉氏は記者団に無言を通した。

 閣僚経験者は「地検が日中関係にわざわざ言及したのは、精いっぱいの抵抗ではないか」と解説してみせたが、中国が強く出るとひざを屈する弱い日本というイメージは世界に広まることになる。

 仙谷氏らは船長の釈放で事態の沈静化を期待しているのだろうが、資源エネルギー庁幹部は24日の自民党外交部会で、東シナ海の天然ガス田「白樺」(中国名・春暁)で、中国が掘削作業を開始した可能性が高いとの認識を明らかにした。

 今回の事件は中国が東シナ海での活動をますます活発化させるきっかけとなったかもしれない。

「特例」再び

 「那覇地検の決定は、3~4時間後には(米ニューヨーク滞在中の)菅直人首相の耳に入るだろう」

 仙谷由人官房長官は24日午後の記者会見で、いったんはこう述べ、船長釈放決定は首相の耳には届いていないとの認識を示した。

 そしてその後、秘書官が差し入れたメモを見て「首相にはすぐに連絡が届いているということだ」と訂正した。まるで、首相の意思・判断には重きを置いていないかのようだった。

 船長釈放の一報が伝わる約5時間前。23日午後9時(日本時間24日午前10時)ごろ、首相は同行記者団との懇談で笑みを浮かべてみせた。

 「今いろんな人がいろんな努力をしているんだから」

 日中関係の改善策を問われた際の答えがこれだ。

 民主党政権には中国の圧力に屈してルールを曲げた“前科”がある。昨年12月の習近平国家副主席の来日時に「1カ月ルール」を破って天皇陛下との「特例会見」を実現させたことだ。

 「あのときは官邸がぐらついたが今回は仙谷氏をはじめきっちりやった。中国も驚いて交渉レベルを楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相から戴秉国国務委員に上げて圧力をかけたが政府は踏みとどまっている」

 8日の船長逮捕の数日後、外務省関係者はこう語っていた。だが、その評価は裏切られた。

テープ公開せず

 24日昼、自民党本部での党外交部会。海上保安庁の檜垣幸策刑事課長は中国漁船と海保の巡視船が衝突した瞬間を収めたビデオテープをなぜ公開しないのか、苦しい釈明に追われた。

 高村正彦元外相「ビデオを見たら、(中国漁船側が)ぶつかってきたことが一見して分かるのか」

 檜垣刑事課長「一見して分かります」

 ならばなぜ、貴重な証拠を国際社会にアピールしようとしなかったのか。白黒はっきりつけるのを嫌う事なかれ主義が垣間見える。

 政府内でも公開すべきだとの意見はあったが、仙谷氏は「刑事事件捜査は密行性をもって旨とするというのは、刑事訴訟法のいろはの『い』だ」(21日の記者会見)と後ろ向きだった。

 刑事訴訟法47条は「公益上の必要が認められる場合」は証拠書類の公開を認めている。政府は、自国に有利なはずのビデオ公開を「公益」にかなわないと判断したことになる。

基盤揺るがす火種

 政府筋は今回の釈放決定について「電光石火の早業」と評するが、いかに仙谷氏とごく少数の人間にしか知らされていなかったかが分かる。

 「那覇地検(の鈴木亨次席検事)は『今後の日中関係を考慮して』と言ったがこんなことを検事が言っていいのか。あらゆる泥をかぶるというなら、首相臨時代理である仙谷氏が(自分の責任で)言えばいい」

 自民党の石破茂政調会長は24日夕、記者団にこう指摘し、10月1日召集の臨時国会で追及する考えを示した。日本の国際的地位低下を招いた仙谷氏らの独走は、国内でも新たに発足した菅内閣の基盤を揺るがす火種となりそうだ。

(阿比留瑠比、ニューヨーク 酒井充)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100925/plc1009250123003-n1.htm

心を折らない老親の叱り方

 近ごろ「叱(しか)り方」で悩む中高年サラリーマンが多いらしい。といっても、それはあくまで職場での話。家に帰れば帰ったで、老いた親には手が焼ける。部下や若手社員なら、厳しく査定すれば済むが、自分の親はそうはいかない。

 親はまだピンピンしているし、ボケる気配もない。だから、まだ彼らの好きにさせて大丈夫。ましてや、自分を育ててくれた親なのだ。

 中高年サラリーマンなら、そう思うだろう。でも、これがいけない。

 自分の思い通りにならないとすぐキレる、突拍子もない行動に出るなど、“暴走老人”が一時話題になったが、子供が老親を叱らないことも無関係ではない。親の暴走を子が見過ごすと、不幸になるのは親の方だ。

 シニアライフアドバイザーの松本すみ子氏がこう言う。

「元気な老人ほどプライドが高く、老いたことを認めたくない。家族とは価値観が同じに見えても、定年退職などで、社会との関係が希薄になっていることに気がつかない。だから外では、自分の思い通りにならないと、カッとなってしまうのです」

 高齢者の万引(検挙・補導)が、20年で7倍と急増した。89年には3987人だったが、09年は実に2万7019人。この間の高齢者人口の伸び(2倍)を上回った。検挙・補導者に占める割合も、4.1%→23.9%にまで増加。4人に1人が高齢者なのだ。

 もしあなたの親が、警察の世話になったらどうする? 子にとってショックは大きい。孫や親戚への影響、近所などの世間体もあるだろう。が、親に非があるなら叱って当然。肝心なのは、どう叱るかだ。

「〈なぜこんなことをしたのか?〉と、頭ごなしに叱るべきではありません。これでは、〈誰にも大切にされていない〉〈何の役にも立っていない〉と心が折れてしまい、かえって逆効果。〈自分が育てた子まで何を言うんだ?〉と、子どもにまで猜疑心(さいぎしん)を抱いてしまう親もいます。そのハードルを下げるためにも、まずこちらから、〈どうしたの? 大変だったね〉と同情することから始める。そうしないと、親でも心を開いてくれません」(松本氏=前出)

〈初めてのデートは、相手に正対するより隣に並ぶほうが緊張しない〉

 心理学ではこう言われるが、親を叱るときも同じこと。そして〈叱る〉というより〈質問〉をして、その答えを聞く。ビジネスの〈コーチング〉に似た手法だが、老いた親を「どうせ自分は」と絶望させないことが大前提。〈叱る=大事にしている〉と思わせることだ。

●「敬老の日」だから考えたい

 親が老いるほど、これまでならオッチョコチョイと笑えた些細(ささい)なことも、子にはストレスになってくる。でも、なんでもかんでも目くじらを立ててはいけない。

 腕力の衰えで、わずかな力でも閉まっていた冷蔵庫のドアが、最近、開きっぱなし。こんな光景がよくある。「また開いてるじゃないか!」と頭ごなしにとがめるのはNGだ。プライドが高い親は、「私は絶対閉めた!」と怒る。こんな日常のギクシャクが、妻や孫まで巻き込み、家族仲を壊すのだ。

 今月20日は「敬老の日」。長年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日だ。両親にごちそうしたり、プレゼントを渡したり、祝い方はさまざまだろう。

 これを機に「叱り方」も考えてみては?

●「今すぐ飛び降りろ!」って…

 ワタミ会長の渡辺美樹氏は、ビルの8、9階での会議中、〈いますぐ、ここから飛び降りろ!〉と、部下に平気で怒鳴るという。ネット上では、〈パワハラだ〉などと話題になった。

 渡辺氏は、〈叱るときにも、根底にあるのは「好き」という感情で、好きでなければ叱る資格はない。「辞めろ」と言ったことは1回もありません。社員が好きだから、絶対に辞めてほしくないんです〉とも述べている(「プレジデント」9月13日号)。

〈心のままに叱る〉からこんな言い方になるらしいが、親には使えない。

(日刊ゲンダイ2010年9月15日掲載)

(niftyニュース、http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-000125657/1.htm

健康に関する12の通説を検証

一日リンゴ一個で医者いらずとか、ガムを飲み込んだら体内から出るまで7年かかるとか、よく耳にしますが、本当なのでしょうか? 「Real Simple」では、このような健康に関する12の通説を検証しています。

1:パンの耳にはビタミンがたくさん含まれているので、食べた方がいい

2002年にドイツで行われた研究によってわかったことがあります。それは、パンを焼き上げるプロセスで、がん細胞と戦う抗酸化物質が生まれるということです。そして、それがパンの耳の部分には、その他の部分の8倍含まれています。しかし、耳を残すかどうかより大事なことは、普通の食パンより栄養価の高い、全粒粉のパンを選ぶことだそうです。

2:髪が濡れたまま外気に触れると風邪をひく

確かに濡れ髪で外に出ると、頭がスースーしますよね。でも、それだけが原因で風邪をひくことはないのだそうです。イギリスで、髪の毛を濡らさないグループと濡らしたグループで、風邪を引きやすいかどうかの実験をしたところ、差は出ませんでした。ということで、頭が濡れているというだけでは、風邪はひかないようです。

3:寄り目をしていると、そういう目になってしまう

眼科医によると、ふざけて寄り目ばかりしていて、完全に寄り目になってしまうことはないとのことです。ただ、子供がよく寄り目をしているのであれば、ふざけているだけではなく、その他に目の問題がないか、チェックする必要があるそうですよ。

4:風邪をひいたら食べた方がよくて、熱があるときには食べない方がいい

風邪でも発熱でも、食べて水分をとることが大切で、特に水分は重要です。ちなみに、よく、熱があったら、ポカリなどの電解質の飲み物を飲んだ方がいいといいますが、嘔吐や下痢などで体内の水分がたくさん出てしまったとき以外は、普通の水でも十分だそうです。

5:ガムを飲み込んだら体内に7年とどまる

実際のところ、そんなに長くはかからないようです。小児科医によると、子供が誤飲してしまうような異物は、たいてい数日で体外に出るそうです。

6:一日一個のリンゴで医者いらず

確かにリンゴは栄養価が高く、いろいろな病気を防ぐ働きがありますが、リンゴよりもっといいものがありました。それは、ブルーベリーです。ブルーベリーには、抗酸化物質、食物繊維がたくさん含まれています。毎日手の平いっぱいぐらいのブルーベリーを、シリアルやヨーグルトに混ぜて食べれば、心臓病、高血圧、糖尿病の予防になりますよ。

7:人間は身体の熱の75%を頭から逃がしている

この数値がどこから出てきたか想像すると、おそらく赤ちゃんの頭と身体の割合からでしょう。大人の場合では、75%ではなく10%程度だそうです。ちなみに、身体の熱は、頭だけでなく皮膚がむき出しになっている、手足や襟元からも逃げていくので、寒い季節には頭だけでなく、マフラーや手袋で皮膚を覆いましょう。

8:しゃっくりが止まらないときには、びっくりさせてもらうといい

しゃっくりに関してはこの他、息を止める、上を向いて水を飲む、などといった方法についても、医学的な効果は証明されていません。ひとつ、20人中19人のしゃっくりが止まったという方法を紹介すると、それはグラニュー糖を小さじ一杯飲み込むというものです。今度しゃっくりが止まらなかったら、試してみてくださいね。

9:魚を食べると頭が良くなる

DHAは脳の発達にいい働きをするので、これは3、4歳までの子供には当てはまるようです。毎日DHAのサプリを与えられた、4歳児の語彙力と理解力は向上したというデータもあります。大人ではむしろ、心血管疾患の予防として魚を食べた方がよさそうですね。

10:食後1時間は泳がない方がいい

食後は血流が筋肉から消化器系に移動するので、食後すぐに運動するとおなかが痛くなる、という説が生まれたのかもしれませんが、医学的な裏付けはないそうです。食後は泳ぐエネルギーが低いと感じるかもしれませんが、避けなければいけないほどではない、とのことです。

11:すべての子供はマルチビタミンを摂取しなければならない

最初の一年を母乳で育てられた子供は、十分にビタミンDを摂取できているので、その後マルチビタミンを飲まなければいけない、ということはないそうです。でも、好き嫌いのある子供には、ビタミン剤を飲ませて安心したいのが親心ですよね。それはもちろんいいのですが、飲ませなければいけない、というわけではないそうです。

12:温かい牛乳を飲むと眠りにつきやすい

牛乳には少量のトリプトファンという、アミノ酸の一種が含まれています。これは、七面鳥にも入っているもので、眠気を誘うものではあるのですが、眠くなるために牛乳を飲むとしたら、バケツいっぱいぐらいの量が必要になってきます。温かい牛乳を飲んで眠くなるのだとしたら、それはプラシーボ効果だと、アリゾナの心理学者は言っているので、気持ちの問題のようです。

The truth about 12 health myths [cnn.com via RealSimple.com]

(山内純子)

(MSNトピックス、ライフハッカー日本版、http://topics.jp.msn.com/digital/lifehacker/column.aspx?articleid=411290

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