無料ブログはココログ

« 2010年9月19日 - 2010年9月25日 | トップページ | 2010年10月3日 - 2010年10月9日 »

2010年9月26日 - 2010年10月2日

首相の対中「弱腰外交」

 「あなたも外交・安保でつまずくのか」。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる菅直人政権のあたふたぶりを目の当たりにし、鳩山由紀夫前首相が米軍普天間飛行場の移設問題で日米関係をぎくしゃくさせた迷走劇が頭をよぎり、デジャブ(既視感)にとらわれた。

 思えば今年6月、丹羽宇一郎伊藤忠商事元社長が中国大使に起用された際、ある自民党幹部は、懸念を隠さなかった。中国の外交を統括する戴秉国(たいへいこく)国務委員(副首相級)とかねてより昵懇(じっこん)で知られる中国通である。

 「中国のようなしたたかな国の大使に民間人を充てるなんて。民主党は、対中外交を甘く見ていないか」

 そもそも平成20年5月、中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席が当時の福田康夫首相と発表した「戦略的互恵関係」とは、経済分野でその効力を発揮するとされている。日中貿易などを通し、双方が互いにもうかれば、文字通り「互恵」になるだろう。これならば、丹羽氏の経歴からして、まさにうってつけの役回りということになる。

 だが、そうだとすれば、外交・安保や歴史問題をめぐる国民感情などへの対応が相対的におろそかになる。くだんの自民党幹部の憂いもそこにあり、「一朝事あれば、民間人では荷が重いのではないか」と気をもんでいたわけだ。

 不幸なことに、尖閣諸島沖で中国船が海上保安庁の巡視船に体当たりする事件が発生し、石垣海上保安部は公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕した。戴氏ら中国当局に呼び出された丹羽氏は「国内法に基づき粛々と対応する」とした日本側の方針をきちんと説明したものの、慣れない外交交渉にさぞ身を削る思いでぶつかったことだろう。

 何も事件を受けた混乱の責任を丹羽氏に求めているのではない。東シナ海や南シナ海への進出に、強い意思を持つ中国の狙いは明確であるのに、その窓口に丹羽氏を充てた民主党の外交センスのなさこそが問題なのである。

 それにも増して深刻なのは、菅政権に対中外交を水面下でころがせる人材がいないという、心もとない事情もあらわになったことだ。

 日中関係筋によると、細野豪志前幹事長代理が「首相特使」として訪中したのは、前原誠司外相が細野氏に白羽の矢を立て、仙谷由人官房長官が正式に打診したという。細野氏は昨年12月、小沢一郎元幹事長を名誉団長に民主党国会議員143人が訪中した際、事務総長を務めており、「細野氏のパイプは小沢氏の人脈」(民主党関係者)とされる。

 外交には相手があるので、ある一方の国が完勝を収めることはあり得ない。双方が譲れるところは譲って、なおかつ「自国の国益」にかなう実をどう手にするか、ひざ詰めでやって、この辺で折り合おうという着地点までもっていくのが外交力である。

 レアアース(希土類)輸出規制など船長逮捕後の中国は、強硬姿勢一辺倒だった。その極めつけは、温家宝(おんかほう)首相が9月21日、船長の「即時無条件」釈放を要求したことと、建設会社「フジタ」社員の拘束ではないか。

 結果的に日本は、そうした中国の出方を受けて24日には、勾留(こうりゅう)期限だった29日を待たず、那覇地検が船長の釈放を発表した。このとき菅政権に、膠着(こうちゃく)状態に陥っていた事態を打開する見通しはあったのか。少なくともある外務省幹部は「まったく展望が見えない」と嘆いていた。

 衝突事件をめぐる日中外交ゲームでは、粛々と、冷静に対処してきたはずの日本は、いつのまにか中国ペースに引き込まれてしまった感がある。こうした日本側の対応がどう国際社会に受け取られるか、ありありと目に浮かぶ。「中国の圧力に屈した」とみられても仕方あるまい。ましてや、中国の強硬姿勢にビクついて、検察当局に政治圧力をかけた事実が発覚すれば、政権はもたないだろう。

 「領土問題はない」としている日本の方針は色あせ、「領土問題がある」ことも「弱腰外交」と同様に、知らしめてしまった。

 首相は1日の所信表明演説で、事件について、「(日中関係は)世界にとって重要な関係だ」としたうえで、「(中国に)適切な役割と言動を期待する」と、ありきたりな内容しか発信しなかった。

 政府関係者にこのところの首相の様子を聞いてみた。その関係者曰(いわ)く、事件のことは「人ごと」みたいで、頭の中は臨時国会をどう乗り切るかでいっぱいなのではないか、とのこと。「何をか言わんや」と悲しくなるのである。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101002/plc1010021139004-n1.htm

意外と禁煙は楽!?

 トレンダーズが10月1日からのたばこ増税にあたり、30~40代の“禁煙成功体験”を持つ男女500名を対象に「禁煙に関する調査」を実施した。禁煙の秘訣とは?

 たばこの税率引き上げに伴い、禁煙にチャレンジする喫煙者が増えそうだ。そこで、既に禁煙に成功した男女に禁煙成功の秘訣について調査した。まず、「禁煙を始めてから成功するまでに、どのくらいの期間がかかったか聞くと、「0日」と答えた人が55%で「一発で禁煙に成功した」という人が半数以上であることがわかった。一方、27%とおよそ4人に1人が「30日以上」という結果となった。

 そこで、「禁煙は辛かったか?」という質問をしたところ、「辛かった」と答えた人は36%。一方で64%の人が「辛くなかった」と回答。「辛くなかった」と答えた人の理由としては、「あまり構えずに始めて、ダメならまた吸えばいいしと思っていたので(40歳男性)」「代替の習慣を見つけることができたので辛いというほどの物でもなかった(46歳男性)」「生活環境が変わって気持ちが切り替えられたから(35歳女性)」など、「気持ちの持ち方・切り替え方」に関するものが多くあがった。

 実際に禁煙に成功して、どのようなメリットがあるのだろうか。「タバコをやめて最も『良かったと思うこと』は何か?」と聞くと、最も多かったのは、「出費が減った」(39%)。続いて「体調が良くなった」(21%)、「ご飯が美味しくなった」(10%)、「家族が喜んだ」(9%)の順となった。また女性を中心に「肌の調子が良くなった」(6%)、「歯のヤニが気にならなくなった」(4%)という回答も見受けられた。

 「禁煙中に、イライラやストレスを感じることはあったか?」という質問に対して、「あった」と答えた人は54%と半数以上に。そこで「タバコを吸えずに『口寂しい』と感じたとき、どのように対処したか?」と聞くと、「ガムを噛む」(43%)、「飲み物を飲む」(33%)、「アメをなめる」(31%)、「甘いものを食べる」(14%)といったものが多くあがり、飲み物を飲んだり、甘いものを口にしたりすることで、口寂しさを解消した人が多い、という結果となった。

 さらに「口寂しいときに飲んだ飲み物」としては、「コーヒー」(67%)、「お茶」(52%)、「ミネラルウォーター」(28%)、「ジュース(果汁入り飲料)」(21%)、「紅茶」(19%)の順となり、「コーヒー」以外にも「お茶」や「紅茶」を飲んだ人も多いことがわかった。

 タバコをやめることのメリットは大きいものの、問題はタバコを我慢することによるストレスだ。精神科医の香山リカ氏は、タバコをリラックスツールとしている人が多いため、別のリラックス方法を見つける必要があると語る。効果的なリラックス方法としては、“飲み物を飲む”等の方法がお勧めだといい、特に紅茶はテアニンというリラックス効果のある成分を含んでいるため、効果的であるとコメント。

 また紅茶の飲み方として香山氏は「濃い目にいれた甘い紅茶をゆっくりと飲むことをお勧めします。吸い終えるまで一定の区切られた時間を持てることが、タバコから得られるリラックス効果の重要な要素となっていますので、飲み物に関しても、ただ飲むだけでなく、一定の時間をかけ、ゆっくりと飲むことで、より高いリラックス効果が見込めます」と語っている。

(MSNトピックス、http://topics.jp.msn.com/digital/general/article.aspx?articleid=415817

「カワイイ」だけじゃダメ 

Sty1009280821002p1

 夜の繁華街にもペットショップが進出するなど、ペットはより身近なものになっている。仕事帰りに子犬を手に取り、愛くるしさに一日の疲れが癒やされる人も多い。しかし、中には不幸な最期を遂げる犬もいる。環境省によると、平成20年度に全国の自治体で11万5797匹の犬が引き取られ、8万4045匹が殺処分された。関係者は「消費者の安易な衝動買いが犬の不幸な最期を助長する」と警告する。(織田淳嗣)

  

生後35日で市場に

 「犬の生態を無視した流通が行われているんです」

 動物愛護週間の20日、麻布大学(神奈川県相模原市)で開かれた、動物愛護管理法改正に関するシンポジウム。ペットショップで約8年間勤務し、現在は犬服販売のコークア(東京都中央区)を経営する成田司さん(44)の講演に、聴衆は耳を傾けた。

 成田さんが勤務したペットショップの犬の7割は、繁殖業者が持ち込む生体市場(オークション)からの仕入れ。「売れ筋」は生後50~80日のため、犬は生後35日程度でも市場に出されるという。

 この時期は本来、犬が生きる上でのルールなどを学ぶ「社会化」が行われる。親元から離されると、無駄吠(ぼ)えが増えるなどしつけがうまくいかず、飼い主が将来、手放してしまうリスクが増えるという。

 健康面の問題もある。成田さんは約200匹の犬を殺処分した苦い経験を持つ。病気の成犬だけでなく、中には発育が十分でなく、感染症にかかった子犬もいた。成田さんは流通の問題を指摘したうえで、「かわいいというだけで子犬を欲しがる消費者の志向も改めてほしい。欲しい生き物が飼える生き物というわけではない」と訴える。

無計画から殺処分

 「動物がいるにもかかわらず、ペット飼育不可の場所に転居を決めてから相談にくるケースも非常に多い」。動物の引き取りと里親探しを行っている神奈川県動物愛護協会(横浜市港北区)の山田佐代子会長(51)は嘆く。

 協会に寄せられた21年度の犬の保護依頼は399匹。順番待ちのため、保護できたのは60匹にとどまる。保護できない犬の中には殺処分の道をたどるものもおり、飼い主の無計画の犠牲だ。持ち込まれる犬種はさまざまで、最近はダックスフンド(JKC登録名)が多いという。

 また、病気のため手放される犬も多いという。山田会長によると、避妊・去勢手術は乳腺がんや前立腺肥大などの病気のリスクを軽減する。「病気予防のため、麻酔に耐えることができる健康で若いときに手術しておくことが有効です」とアドバイスする。

                   ◇

【用語解説】動物愛護管理法

 動物の愛護及び管理に関する法律。動物の虐待などの防止についての法律で、昭和48年10月施行。5年を目安に改正が定められており、環境省は平成24年の法改正に向け、今年6、7月に開かれた中央環境審議会動物愛護部会で小委員会を設置、審議を進めている。10月19、20日予定の小委員会では「動物取扱業の適正化」について審議が行われ、深夜販売▽販売時間▽移動販売▽インターネット販売▽犬猫幼齢動物の販売日齢-など7項目に関する規制について協議される。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100928/sty1009280821002-n1.htm

うり坊が母代わり

Sty1009271339005p1

 子ザルの「みわ」がイノシシの赤ちゃん「うり坊」の背に乗り、元気いっぱいで京都府の福知山市動物園内を走り回っている。必死にしがみつく様子はロデオさながら。二本松俊邦園長(65)は「死んだ母親のぬくもりを求めているのではないか」と仲むつまじい姿を温かく見守っている。

 2匹は生後4カ月の“孤児”同士。みわは母ザルと死別、うり坊は親とはぐれ、いずれも6月に同園に保護された。

 みわが毎晩泣きやまないのを見かねた二本松園長が8月初旬の夕方、うり坊のケージに入れたところ、おとなしく餌を食べ、添い寝した。数日たつと、うり坊もみわに慣れ、片時も離れなくなった。

 新たな人気コンビに同園は連日、家族連れで大にぎわい。兵庫県丹波市から来た幼稚園児(6)は「イノシシに乗って、みわは面白そう」と目を輝かせた。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100927/sty1009271339005-n1.htm

ゲゲゲ支えた松下奈緒

Tnr1009252106007p1

 NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が25日、最終回を迎えた。視聴率不振が続く最近の朝ドラで20%台を連発する大健闘を見せたが、ヒロイン役の松下奈緒(25)の貢献度は大きい。身長174センチの才媛が陰で支えた“4つの功績”とは-。

(1)視聴率をどん底から引き上げた

 ドラマは、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげるさんの妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんの自伝が原案。

 楽天的で働き者のヒロイン・布美枝(松下)が「水木しげる」こと夫の漫画家、村井茂(向井理)を支える姿を描いた。どん底の貧しい生活でも、懸命に生きる昭和の夫婦。「そのサクセスストーリーが、先の見えない“デフレ貧乏”の現代人に響いた」(放送作家)と見る向きも。

 朝ドラを従来の時間帯から15分繰り上げた午前8時枠に移して放送したことも奏功した。視聴率は、告知不足の初回(3月29日)こそ朝ドラ史上ワーストの14・8%だったが、以後は右肩上がり。今月4日には22・2%をマークした。松下本人も「8時になってからの初代ヒロインという役割をこれで無事終えることができる」と胸をなで下ろした。

(2)“無言のセリフ”にも気持ちを乗せた

 脚本の山本むつみ氏は「夫、家族、子供と一緒に暮らすことの喜びを書くことを最後まで考えました。布美枝ちゃんへの共感でしょう。今までの朝ドラは、自分ではできない-という、あこがれのヒロインが多かった」とドラマづくりの内幕を明かす。そして、松下の演技を高く評価した。

 「台本でセリフを『…』と書いた無言のシーンで、思いを乗せる演技が回を重ねるごとによくなってきましたね」(山本さん)

(3)ピアニストの豊かな感性が光った

 「松下さんって、ピアノも弾けるんですね」

 全国区になってから、“ゲゲゲファン”に的外れな声をかけられることもあるらしい。元は東京音大を卒業したレッキとしたピアニストだ。

 ドラマデビュー作となった2004年の「仔犬のワルツ」(日本テレビ系)では、ピアニスト役で出演。演奏シーンも吹き替え無しでこなした。

 朝ドラデビューも実は、演技よりも音楽が先。貫地谷しほり(24)主演の「ちりとてちん」(07年)ではオープニングテーマの作曲、演奏を担当。5枚のアルバムを発表している。「音楽で培った感性の豊かさが、ふとした表情に表れるのも魅力」(NHK関係者)だ。

 最終回翌日の26日には、NHK総合「MUSIC JAPAN」(午後6時10分)にアーティストとして出演する。

(4)紅白司会が有力視される機転の良さ

 今年8月にはNHK「思い出のメロディー」の司会に抜擢。ソツのないトークが好評を博し、本家の「紅白」の紅組司会者候補として名前が浮上している。

 そこで気になるのが、相手の白組司会者だ。一昨年、昨年は2年連続でSMAP・中居正広(38)が務め、今年も有力候補に。

 「170センチに足りないのでは?」(女性誌デスク)といわれる中居と、174センチの松下との身長差がネックだが、「バラエティーが得意な中居なら、逆手にとって笑いに変えるかもしれない」(NHK関係者)とも。

 週明けに発表される最終回の視聴率次第で、NHKは、夫役で身長182センチの向井理(28)と“夫婦司会”の「ゲゲゲの紅白」をぶち上げかねない勢いだ。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100925/tnr1009252106007-n1.htm

JR東日本、お召し列車を2年ぶりに運行

133fdd47a531178cbd583983539b4f1111

JR東日本は26日、千葉国体(第65回国民体育大会)の競技を観戦するために千葉県内をご訪問中の天皇・皇后両陛下のご移動用として、皇族専用の特別車両を組み込んだ「お召し列車」の運転を行った。

今回の行幸啓では房総半島を一周するスケジュールが組まれているが、26日のご訪問が予定されていた外房地区(茂原〜勝浦〜鴨川)は主要道が片側1車線区間の続く国道128号しかなく、移動に時間を要することや、車列を通すための交通規制が掛かった場合には「一般車両の通行にも大きな影響が出る」と想定されたことから、ご移動時の鉄道利用が決まったとみられる。

お召し列車に使用された車両は、2007年に製造されたJR東日本所属のE655系で、編成の中間に「E655-1特別車両(TR車)」を組み込んでいる。E655-1特別車両が組み込まれた状態でお召し列車として走行するのは、2008年11月にスペイン国王夫妻を両陛下が茨城県までご案内されて以来。今回が2回目となる。

お召し列車として走行する場合、車両の前面部には国旗と菊の紋章の飾り付けがなされるが、その雄姿を一目見ようと、JR外房線の沿線には多くの鉄道ファンが訪れた。

26日は蘇我〜茂原(午前)、茂原〜勝浦(午後)の経路で運転。27日は館山〜東京(午後)の経路で運転される予定となっている。

(MSN自動車、http://car.jp.msn.com/news/society/article.aspx?cp-documentid=4425261

「中国の謝罪と賠償の要求は言語道断」

 民主党の松原仁衆院議員らは27日午前、国会内で記者会見し、沖縄・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で中国人船長が釈放されたことに抗議する同党の国会議員有志73人の緊急声明を発表した。

 73人の緊急声明は、中国人船長の釈放について「他国からの発言や行動を考慮に入れる必要は法理上一切ない。外交問題を1つの理由とする判断は、検察の権限を大きく逸脱した極めて遺憾な判断」と非難した。

 松原氏は会見で「多くの同僚議員が外交的敗北に憤っている」と強調した。

 民主党国会議員有志73人の緊急声明と、73人の顔ぶれは次の通り。

      ◇

 「那覇地検による中国人船長釈放問題についての緊急声明」 

    平成22年9月27日 民主党国会議員有志

 24日夕刻にわれわれは「釈放の決定を撤回し、あくまで法と証拠にもとづき継続的な捜査の実施を求めるものである。」と声明を発した。それにも関わらず、那覇地方検察庁は独自の判断によるものとして中国人船長を釈放した。

 尖閣諸島がわが国固有の領土であることは疑いがなく、かつわが国は永年にわたって実効支配を行っており、そもそも領土問題は存在しない。こうしたことを踏まえると、今回の事件の処分にあたり、他国からの発言や行動を考慮に入れる必要は法理上一切ない。

 今回、中国人船長が「処分保留」で釈放されたことによってこの件の捜査は実質的に中断され、近い将来「不起訴」となることが予想される。しかし、容疑者の身柄を拘束し、そのうえで勾留を延長したということは、容疑者にそれ相応の違法行為があったと検察が判断し、刑事訴訟法第208条の「やむを得ない事由があると認め」たことによるはずである。

 にも関わらず、「国民への影響や今後の日中関係も考慮すると、これ以上容疑者の身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断し(鈴木那覇地検次席検事)」、急遽釈放するという那覇地検の判断は、刑事訴訟法第248条の「犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは、公訴を提起しないことができる」とある要件に該当せず、法理的には適当ではない。

 すなわち、外交問題を一つの理由とする今回の判断は、刑事訴訟法の範疇を超える政治的判断であり、検察の権限を大きく逸脱した極めて遺憾な判断といわざるを得ない。このような判断が検察の独断によって行われることは、国民が選んだ政治家が国益を踏まえた政治的・外交的決断を行うという、わが国の議会制民主主義の原則を大きく揺るがすものである。

 われわれ民主党国会議員有志は「処分を保留し釈放」の判断を下したことに強く抗議すると同時に、今後、尖閣諸島近辺でのわが国の漁船などの船舶の安全、諸資源の確保に万全を期すための諸制度・法律の構築をめざす。もとより中華人民共和国からの謝罪と賠償の要求は言語道断であり、「一切応じない」という政府の判断を強く支持する。その上で、立法府に与えられたあらゆる権限を駆使して、真相の究明ならびにわが国の国益にそったあらゆる対応を今後行う決意である。

      ◇

 有志73人 石山敬貴▽畑浩治▽斎藤恭紀▽石森久嗣▽高邑勉▽今井雅人▽空本誠喜▽木内孝胤▽木村剛司▽村上史好▽渡辺義彦▽柳田和己▽向山好一▽福島伸享▽柴橋正直▽花咲宏基▽長尾敬▽中津川博郷▽石関貴史▽松原仁▽金子洋一▽福田昭夫▽神風英男▽中野譲▽加藤学▽小宮山泰子▽玉木雄一郎▽若泉征三▽川口浩▽中野渡詔子▽石原洋三郎▽牧義夫▽若井康彦▽皆吉稲生▽勝又恒一郎▽網屋信介▽高橋英行▽本村賢太郎▽松岡広隆▽福嶋健一郎▽大谷啓▽宮崎岳志▽仁木博文▽神山洋介▽山本剛正▽柿沼正明▽萩原仁▽太田和美▽和嶋未希▽山岡達丸▽石井登志郎▽米長晴信▽石井章▽谷田川元▽豊田潤多郎▽外山斎▽大久保潔重▽舟山康江▽友近聡朗▽行田邦子▽安井美紗子▽大石尚子▽河合孝典▽水戸将史▽打越明司▽梶原康弘▽川内博史▽平山泰朗▽岡本英子▽高松和夫▽小林正枝▽近藤和也▽吉田公一(敬称略)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100927/stt1009271302001-n1.htm

「日本一小さい動物園」

Trd1009261201008p3 Trd1009261201008p4

 「日本一小さい動物園かもしれない」。インターネットで、そんなメルヘンな記述を見つけた。山形県河北(かほく)町役場に隣接する「河北町児童動物園」を指しているらしいが、山形県には日本動物園水族館協会(東京)に登録している「動物園」はないはず。また、「日本一大きな」といえば想像もつくが、「小さい」基準は難しい。だが、実際に自分の目で確かめてみると、意外なドラマも隠されていた。

 河北町は山形市の北方に位置し、「紅花」の生産として知られる人口2万人余りの町だ。児童動物園を訪ねてみると、動物園なのに塀がなかった。入場も無料だから、誰でもいつでも動物たちを見ることができる。訪れた時には幼稚園バスでやってきた児童たちが見学を終え、楽しそうに帰るところだった。

 「日本一小さい? そういわれれば、そうかもしれませんね」。小さい時から動物好きという嘱託職員の富樫花栄さん(33)は、一輪車を片付けながらそう話した。

 昭和28年の創設の動物園は、当初はけがをしたり、親と離ればなれになったりした動物を保護する施設としてスタートした。一時的に預かり、元気になれば放獣する、人間社会でいえば「リハビリテーションセンター」だ。それは今も変わらず、県外からやってくる動物もいるという。

 「児童」とつくのでソフトなイメージだが、熊もいる。ツキノワグマの「ワッコ」(メス、年齢不詳)。「小さい頃に親と離ればなれになり、連れてこられたそうです。最初は救護所にいたんですが、大きくなって飼えなくなった。人に慣れていておとなしいのですが、やはり猛獣ですから」(富樫さん)。檻は厳重な鉄格子で囲まれていた。

 このほかに名前がついているのが、ニホンザルの「サブ」(オス)と「モモ」(メス)。お似合いのカップルなのだが、繁殖目的ではないので“住居”は別々。「サブは機嫌が良いときはいいのですが、そうでないと掃除の邪魔をしたりします」(同)。時には甘噛みするというから、わんぱく坊主だ。

 このほかにも、定番のウサギやアヒル、クジャクといった鳥類を中心に26種130匹(羽)の動物が見学者を和ませる。

 主に町が維持管理費を捻出(ねんしゅつ)しているが、近所のスーパーや農家の人たちも野菜などを持ってきてくれるとか。まさに町ぐるみで動物を愛護している。

 ところで、本当に「日本一小さい」のだろうか。全国の動物園90カ所、水族館67カ所が登録している日本動物園水族館協会に聞いてみた。

 「基準がありませんし、そういう観点で調べたこともないので何とも言えません。ただ、そう言われているのなら、それでいいのでは。言った者勝ちですから」(担当者)

 協会のお墨付きはもらえなかったが、「日本一温かい動物園」であることに間違いはないだろう。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100926/trd1009261201008-n1.htm

« 2010年9月19日 - 2010年9月25日 | トップページ | 2010年10月3日 - 2010年10月9日 »

最近のトラックバック

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30